カラオケボックスの料金のマメ知識

普段からカラオケボックスを利用する人にとっては何でもないようでいて、慣れない人にはちょっと難しいカラオケボックスの料金のマメ知識です。

人数料金制

カラオケボックスの多くでは料金は「一人が時間あたりいくら」という人数制になっています。一人30分500円とかですね。この場合、4人のグループで3時間利用すると合計12,000円となります。

なかには室料金制をとっているお店もあります。その場合は一室を時間あたりいくらという料金体制ですので、何人で利用しても料金は変わりません。

時間帯別、曜日別料金

カラオケボックスは時間帯・曜日によって繁忙の差が激しい業態ですので、料金にも差が付いています。平日や昼間は一般にお客さんが少ないですので、料金もその分安めに設定されています。カラオケまねきねこの朝うたのように午前中の時間帯に割引設定している場合もあります。

会員制

一部のカラオケボックスは会員制をとっています。利用するには必ず会員にならないといけない場合と、会員にならなくてもゲストとして利用できる場合とです。グループの場合、代表者一名が会員になっていればOKというところが多いです。

会員でもゲストでも利用できる場合、料金プランに差がついていることがあります。会員なら300円、ゲストなら500円といった具合ですね。

会員になると料金以外に様々な特典が付く場合もあります。

子供料金、学割、シニア割

年代によって料金が変わるお店もあります。学割の場合は学生証を、シニア割の場合は年齢を確認できる証明書の提示を求められる場合があります。

年齢による割引は一人一人に適用されますので、グループの一人がシニアだから全員がシニア割引を受けられるというわけではありません。

ワンオーダー制、ワンドリンク制

部屋の利用料金とは別に一人1品必ず注文しないといけないルールです。カラオケボックスに特有というわけではなくライブハウスなどでもありますね。ワンオーダーならフードもしくはドリンク、ワンドリンクならドリンクの注文が必須です。一人1品ですので、4人のグループなら4品は注文しないといけません。もちろんそれ以上注文しても構いません。

ピッチャーやボトルを注文してワンドリンクになるかはお店に寄りますので、個別に確認しましょう。

パック料金

一定時間の利用をパックにした割引料金です。一人30分500円だけれど、3時間パックなら2,000円ですよといった場合です。

注意しないといけないのは、途中で切り上げて帰ったとしてもパック料金はそのまま適用されるということです。ネットカフェに併設したカラオケボックスなどでは、実際の利用時間から最安となる料金プランを自動的に適用してくれるところもあります。

フリータイム

お店が設定するフリータイム時間帯であれば何時間利用しても一定料金になるプランです。

ただし必ずその時間帯を利用できるとは限らず、お店によっては混んできた場合には退室を求められる場合があります。その場合でも最低利用時間が設定されていて、その時間までは必ず利用できるようになっています。