吾輩はカラオケサイトである。名前はまだ無い。
どんな趣味でもそうですが、慣れてくると自分だけの道具を使いたくなります。カラオケの場合はなんといってもマイク。お店のマイクではなく自分のマイクで歌いたい場合、どうすればいいのか調べてみました。
自分のマイクで歌うメリットは歌がうまく歌えること、もしくは上達することです。通常はお店の用意したマイクを使用しますが、これはレンタル品。自分専用の道具を使うことで道具のばらつきによる差がなくなり、いつも安定したパフォーマンスが出せるようになります。
また、レンタル品は最大公約数的な製品が採用されることが多いですから、より高級な道具を使いたければ自己所有するしかありません。
お店によりますが、マイクがしっかりメンテナンスされていなくて性能が落ちていることもあります。自分のマイクであれば、そうした心配はありませんし、故障した場合も修理したり買い替えたりといった対応を自分で出来ます。
特にコロナ禍において気になるのは衛生面。マイクは口に近づけて使用しますからどうしても飛沫をかぶりますし、時にはうっかりと口を付けてしまうこともあります。他の人がそうして使用したマイクを自分で使うと感染症に感染してしまうかもしれません。前のグループの利用が終わった後にはお店の方がマイクを消毒してくださいますが、同じグループの人が使ったマイクを使いまわす場合は避けられません。
デメリットの第一はお金が掛かることです。通常カラオケでマイク料金を請求されることはありません。無料でも使えるものに対して、自分で購入するのにはお金が余分に掛かることになりますね。
様々な手間が加わるのもデメリットです。そもそもカラオケに行くときにマイクを自宅から持ち運ばないといけませんし、部屋に入ってからもマイクを機器に接続しなければなりません。無線マイクなら接続は不要ですが、予め充電しておかないと使えません。
有線マイクはカラオケ機器に接続しないといけませんが、ここで失敗すると最悪お店のカラオケ機器を壊してしまいます。もしそうなったら弁償しなければいけませんが、カラオケ機器は非常に高価です。場合によっては何十万円、何百万円も掛かることもあります。
マイクにもいろいろな種類があります。
種類のまず一つはコンデンサマイクとダイナミックマイク。ダイナミックマイクがケーブルをそのあままで使えるのに対して、コンデンサマイクは別途電源が必要になるなどより手間がかかります。
もう一つの種類は有線マイクと無線マイク。有線マイクはカラオケ機器と繋ぐのにケーブルを使うもの。昔のカラオケではこちらでしたよね。無線マイクはケーブルがなくて赤外線でカラオケ機器と繋がるもの。今は無線マイクが主流ですね。
有線マイクは充電が不要ですし、どこのお店でも使える安心感がありますし、充電忘れのリスクもありません。一方で前述した通り接続に失敗するとカラオケ機器を壊してしまうかもしれませんし、ケーブルでドリンクを倒してしまったり、移動するときに足にひっかけてしまうなどの問題があります。
無線マイクは赤外線でカラオケ機器と繋ぎますので、赤外線の規格が合ってないといけません。この場合、マイクの受信機の問題ですのでDAMかJOYSOUNDかといったカラオケ機器自体の違いは気にすることはありませんせん。ほとんどのカラオケ店ではマイク受信機の規格は共通なのですが、たまに違う規格の場合があります。自分が利用するカラオケ店のマイク受信機がどの規格かを予め確認しておく必要があります。お店の中でも部屋によって規格の違うマイク受信機を使っている場合もありますから、もしも規格が違った場合はその日はマイマイクを使うのを諦める心構えを持っておいた方がよさそうですね。
マイマイクを使う第一はお店の人に許可をもらうこと。大抵のお店ではマイマイクの持ち込みは問題ないのですが、禁止していたり、都度許諾が必要なお店もあります。
無線マイクの場合は普段と同じように歌うだけなのですが、注意しないといけないのはお店のマイクのうちの1本と赤外線のチャンネルがかぶること。同時に使うと混信してしまいます。同時に一人しか歌わないなら問題ないですが、デュエットでは注意が必要です。
有線マイクの場合はカラオケ機器とケーブルで繋がなければなりません。ここで絶対に守らないといけないのは、マイク音量をゼロにすること。もしもマイク音量をゼロにしないまま繋いでしまうと、繋ぐときのノイズがそのままスピーカーに流れていって、最悪スピーカーが壊れてしまいます。なので、マイク音量をゼロにすることは忘れないようにしましょう。マイクを外すときも同様です。
有線マイクの接続ケーブルはお店によっては貸してくれることもあります。その場合マイクだけを持って行けばいいので少し楽になりますね。ケーブル一体型のマイクの場合は関係ないですが。